【ひとりひとりの幸福追求のプロセスが大切という話】
- 千恵 内田
- 2021年3月23日
- 読了時間: 2分
幸福度ランキングがあるのをご存じですか?
2020年の世界幸福度ランキングで、日本は156か国中62位でした。1)
( 2019年の58位からさらに4位後退)
もう一つ、国の豊かさを示す「レガタム繁栄指数」では、
日本は167か国中19位と上位なんです。2)
産業精神保健研究機構によると、この二つの調査を比べると、
日本が「豊かさのわりに幸福を実感しにくい」状況にあるのは
「寛容さ」の低下に依ると推測されるといいます。3)
さまざまな生きづらさを感じて生活されている方もいます。
「みんなちがってみんないい」といった多様性への寛容な意識や態度で
自分の幸福度を上げていけるといいなと思いました。
脳科学者の茂木健一郎さんのYouTubeの中で、
「幸福という状態よりも、幸福追求の権利の方が大切な理由」4)
という動画配信をされていて、面白いなあと思ったのでシェアさせてください。
こちらは、社会の中での評価、位置、満足度などではなく、
自分自身の中にある幸福=しあわせのかたちについてです。
『幸福って人によって違う。
ひとりひとり、しあわせのかたちがちがうのです。
人生の中でひとりひとりが自由に追求していくことが大切。
幸福な状態であることよりも、幸福を求めるプロセスが大切
自分の幸福の追求をすること、
生きがいを求めて、勉強し続けることが大切』
つまり、
自分のしあわせが何かを知り、幸福であろうとする変容のプロセスが大切だということ
自分のしあわせを知り、理想のくらしや住まいにするために
しあわせ住まい診断(深層ニーズヒアリング™)がとても有効だと感じました。
「生きがい」については、また次の機会に☆
(参考文献)
1)World Happiness Report 2020 :
国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)は3月20日、2020年版の「世界幸福度報告書」を発行し、世界幸福度ランキングを発表した。首位は3年連続でフィンランド。日本は2018年の54位、2019年の58位からさらに4位後退し、62位だった。
2)「レガタム繁栄指数」Legatum prosperity index (英国のシンクタンク):https://www.prosperity.com/ (2020.10.06閲覧)
国の豊かさを示す。安全と安全保障、個人の自由、権力のガバナンス、社会関係資本、投資環境、企業環境、市場へのアクセスとインフラ、経済体制の質、住環境、健康、教育、自然環境といった下図にある12個の下位尺度から算出)
3)産業精神保健研究機構HPより:世界幸福度調査(World Happiness Report2020の概要と関連質問紙提供について
http://riomh.umin.jp/happy.html (2020.10.06閲覧)
4)「幸福という状態よりも、幸福追求の権利の方が大切な理由」茂木健一郎

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